「落下の王国」で知られるインド出身の映像作家ターセム・シンが2000年に手がけた映画監督デビュー作。連続殺人鬼の異様な精神世界に入り込んだ心理学者の運命を、独創的な世界観と映像美で描く。
若い女性を標的にした連続殺人事件が発生。誘拐された女性はガラス張りの「セル」に閉じ込められ、40時間が過ぎるとその中が水で満たされ溺死してしまう。FBIはカール・スターガーという男が犯人だと突き止め自宅に踏み込むが、精神疾患を抱える彼は意識を失い倒れていた。誘拐された女性の居場所を知るのは犯人だけであるため、捜査官ピーター・ノバックは最後の手段として、他人の潜在意識の中に入り込む特殊装置を開発している研究所を訪れる。そこで働く心理学者キャサリン・ディーンはスターガーの精神世界に侵入し、セルの隠し場所を聞き出そうとするが……。
心理学者キャサリンをジェニファー・ロペス、FBI捜査官ピーターをビンス・ボーン、殺人鬼スターガーをビンセント・ドノフリオが演じた。「ドラキュラ」の石岡瑛子が衣装デザインを担当。